Gleam のインストール

原文: Installing Gleam ── © Louis Pilfold and the Gleam contributors, Apache-2.0。日本語訳 © 2026 Canonical。 改版: この頁は原文を訳したうえで Canonical が手を加えています(足した節:「Dev Tour で使うもの」)。【改版】の印がある箇所が原文に無い部分です。

お使いの OS は?

Gleam で開発するには、Gleam 本体、Erlang、そしてエディタ対応の 3 つが必要です。別の方法でインストールする場合は、Gleam の互換性を確認して、正しいバージョンをインストールしてください。

Dev Tour で使うもの

【改版】この節は原文に無く、このサイトが足したものです。

このサイトの Dev Tour の第 2 部では、Gleam、Erlang、rebar3(Erlang のビルドツール)とエディタを使います。入れ方は、この頁のお使いの OS の節に従ってください。詳しい導入手順については、Gleam を入れて最初の 1 行を動かすをご覧ください。

第 2 部の途中(SQLite でデータを保存する章)からは、C 言語のコンパイラも必要になります。SQLite を使う部品が、入れるときに C のコードをコンパイルするためです。

Windows では WSL(Windows の中で Linux を動かす仕組み)をお勧めします。WSL の中では、この頁の「Linux」の節の、お使いのディストリビューションの方法に従ってください。C のコンパイラも Linux の手順で用意できます。

Linux

お使いの Linux ディストリビューションは?

  • その他の Linux
  • Alpine Linux
  • Arch Linux
  • Debian Linux
  • Gentoo Linux
  • NixOS Linux
  • OpenSUSE Linux
  • Ubuntu Linux
  • Void Linux

ディストリビューション固有の方法に加えて、その他の Linuxに記載されている方法や、複数の OS で使える方法も、すべてのディストリビューションで利用できます。

Alpine Linux ── apk パッケージマネージャ

Gleam は、apk を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo apk add gleam erlang rebar3

Erlang は、apk を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo apk add erlang rebar3

Arch Linux ── pacman パッケージマネージャ

Gleam は、pacman を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo pacman -S gleam erlang rebar3

Erlang は、pacman を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo pacman -S erlang rebar3

Debian Linux ── apt パッケージマネージャ

Debian 13(Trixie) 以降をお使いの場合、apt で次のコマンドを実行すると Erlang をインストールできます。

sudo apt install erlang-dev rebar3

これより古いバージョンの Debian には古い Erlang が含まれていますが、そのバージョンは Erlang チームからも、大半の Gleam パッケージの作者からもすでにサポートされていません。

Gentoo Linux ── emerge パッケージマネージャ

Gleam は emerge から入手できますが、unmask が必要な場合があります。次のコマンドを実行してインストールしてください。

sudo echo 'dev-lang/gleam ~amd64' >> /etc/portage/package.accept_keywords
emerge --ask dev-lang/gleam

Erlang も emerge から入手できますが、unmask が必要な場合があります。次のコマンドを実行してインストールしてください。

sudo echo 'dev-lang/erlang ~amd64' >> /etc/portage/package.accept_keywords
sudo echo 'dev-util/rebar ~amd64' >> /etc/portage/package.accept_keywords
emerge --ask dev-lang/erlang
emerge --ask dev-util/rebar

NixOS Linux ── NixOS の設定

Gleam は、NixOS の設定ファイルを使って、システム全体に宣言的にインストールできます。

# 通常は /etc/nixos/configuration.nix
{ pkgs, ... }:
{
  # ...

  environment.systemPackages = with pkgs; [
    gleam
    beamPackages.erlang
    beamPackages.rebar3
  ];
}

OpenSUSE Linux ── zypper パッケージマネージャ

Gleam は、zypper を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo zypper install gleam

Erlang は、zypper を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo zypper install erlang erlang-rebar3

Ubuntu Linux ── snap パッケージマネージャ

Gleam は、snap を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo snap install --classic gleam

Ubuntu Linux ── apt パッケージマネージャ

Ubuntu 25.04 以降をお使いの場合、apt で次のコマンドを実行すると Erlang をインストールできます。

sudo apt install erlang-dev rebar3

これより古いバージョンの Ubuntu には古い Erlang が含まれていますが、そのバージョンは Erlang チームからも、大半の Gleam パッケージの作者からもすでにサポートされていません。

Ubuntu・Debian 系の Linux ── Pacstall

Gleam は、Ubuntu または Debian 系のすべてのディストリビューションで、Pacstall を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

pacstall -I gleam-bin

Void Linux ── xbps パッケージマネージャ

Gleam は、xbps を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo xbps-install gleam

Erlang は、xbps を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo xbps-install erlang rebar3

その他の Linux ── Homebrew パッケージマネージャ

Gleam は、Homebrew を使って次のコマンドでインストールできます。

brew install gleam

Erlang も、Homebrew を使って次のコマンドでインストールできます。

brew install erlang

macOS

Homebrew パッケージマネージャ

Gleam は、Homebrew を使って次のコマンドでインストールできます。

brew install gleam

Erlang も、Homebrew を使って次のコマンドでインストールできます。

brew install erlang

MacPorts パッケージマネージャ

Gleam は、MacPorts を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo port install gleam

Erlang も、MacPorts を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo port install erlang
sudo port install rebar3

Windows

winget パッケージマネージャ

Gleam は、winget を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

winget install --id Gleam.Gleam

Erlang も、winget を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

winget install --id Erlang.ErlangOTP

Scoop パッケージマネージャ

Gleam は、Scoop を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

scoop bucket add main
scoop install main/gleam
scoop install main/erlang
scoop install main/rebar3

Erlang も、Scoop を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

scoop bucket add main
scoop install main/erlang
scoop install main/rebar3

GitHub が配布するコンパイル済み実行ファイル

Gleam のコアチームは、コンパイル済みの gleam バイナリを配布しています。インストールしたいバージョンの Gleam の GitHub リリースページを開いてください。「assets」のセクションから、お使いの OS とプロセッサアーキテクチャに合った zip ファイルを探します。

PowerShell で次のコマンドを実行します。

$url=GLEAM_ZIP_URL_HERE

curl -o gleam.zip "$url"
curl -o gleam.zip.sha256 "$url.sha256"

チェックサムが正しいことを確認します。このコマンドで True が出力されない場合は、両方のファイルを削除して最初からやり直してください。

(Get-FileHash '.\gleam.zip').Hash -eq (Get-Content .\gleam.zip.sha256).Split[0]

zip アーカイブから gleam プログラムを展開します。

Expand-Archive gleam.zip -DestinationPath .

バイナリを PATH が通っているディレクトリに配置します。

$directory="~\AppData\Local\Programs\gleam"

mkdir $directory
mv gleam.exe $directory

$path = [Environment]::GetEnvironmentVariable("PATH", "User")
[Environment]::SetEnvironmentVariable("PATH", "$path;$directory", [EnvironmentVariableTarget]::User)

ソースからのコンパイル

Gleam のツールチェインは、Rust のビルドツールである cargo を使ってコンパイルできます。作業を始める前に、Rust の最新の安定版と Git for Windows をインストールしておいてください。

Rust のインストーラが Visual Studio C++ Build Tools のインストールを促すことがあります。これには、Gleam のコンパイルに必要なリンカが含まれています。

使用したいバージョンの Gleam のソースコードリポジトリをクローンします。core.longpaths オプションは、Windows 環境において、Git がリポジトリ内の長いファイルパスをチェックアウトできるようにするためのものです。

git -c core.longpaths=true clone --depth 1 --branch v1.19.0 https://github.com/gleam-lang/gleam.git
cd gleam

Gleam をコンパイルしてインストールします。

cargo install --path gleam-bin --force --locked

Android

Termux の pkg パッケージマネージャ

Gleam は、Termux の pkg を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

pkg install gleam && pkg install erlang

Erlang は、Termux の pkg を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

pkg install erlang

FreeBSD

pkg パッケージマネージャ

Gleam は、pkg を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo pkg install gleam erlang rebar3

Erlang も、pkg を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

sudo pkg install erlang rebar3

OpenBSD

pkg パッケージマネージャ

Gleam は、pkg_add を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

doas pkg_add install gleam erlang erl27-rebar3

Erlang も、pkg_add を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

doas pkg_add install erlang erl27-rebar3

複数の OS で使える方法

asdf バージョンマネージャ(macOS、Linux)

Gleam は、asdf を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

asdf plugin add erlang https://github.com/asdf-vm/asdf-erlang.git
asdf plugin add rebar https://github.com/Stratus3D/asdf-rebar.git
asdf plugin add gleam https://github.com/vic/asdf-gleam.git

asdf set -u erlang latest
asdf set -u rebar latest
asdf set -u gleam latest

asdf install

asdf を使ったインストールでは Erlang をソースコードからビルドするため、時間がかかることがあります。macOS の場合は、ビルド済み Erlang のプラグインを使うことで、この処理を省略できます。

Erlang は、asdf を使って次のコマンドを実行するとインストールできます。

asdf plugin add erlang https://github.com/asdf-vm/asdf-erlang.git
asdf plugin add rebar https://github.com/Stratus3D/asdf-rebar.git

asdf set -u erlang latest
asdf set -u rebar latest

asdf install

asdf を使ったインストールでは Erlang をソースコードからビルドするため、時間がかかることがあります。macOS の場合は、ビルド済み Erlang のプラグインを使うことで、この処理を省略できます。

Nix パッケージマネージャ(channels)(Linux、macOS)

Gleam は、nix-shell を使って一時的に $PATH に追加できます。

nix-shell -p gleam beamPackages.erlang beamPackages.rebar3

Nix パッケージマネージャ(flakes)(Linux、macOS)

Gleam は、nix shell を使って一時的に $PATH に追加できます。

nix shell nixpkgs#gleam nixpkgs#beamPackages.erlang nixpkgs#beamPackages.rebar3

GitHub が配布するコンパイル済み実行ファイル(Linux、macOS)

Gleam のコアチームは、コンパイル済みの gleam バイナリを配布しています。インストールしたいバージョンの Gleam の GitHub リリースページを開いてください。「assets」のセクションから、お使いの OS とプロセッサアーキテクチャに合った tarball と sha256 チェックサムのファイルを探してダウンロードします。

url=GLEAM_TAR_GZ_URL_HERE

curl -o gleam.tar.gz "$url"
curl -o gleam.tar.gz.sha256 "$url.sha256"

チェックサムが正しいことを確認します。このコマンドで警告が表示された場合は、両方のファイルを削除して最初からやり直してください。

sha256sum -c gleam.tar.gz.sha256

tarball から gleam プログラムを展開します。

tar xf gleam.tar.gz

バイナリに実行権限を付与し、PATH が通っているディレクトリに配置します。

chmod +x gleam
mv gleam ~/.local/bin/

ソースからのコンパイル(Linux、macOS、FreeBSD、OpenBSD、Android)

Gleam のツールチェインは、Rust のビルドツールである cargo を使ってコンパイルできます。ほかのバージョンでは Gleam をコンパイルできない場合があるため、必ず Rust の最新の安定版をインストールしておいてください。

使用したいバージョンの Gleam のソースコードリポジトリをクローンします。

git clone https://github.com/gleam-lang/gleam.git --branch v1.19.0
cd gleam

Gleam をコンパイルしてインストールします。

cargo install --path gleam-bin --force --locked

エディタ対応

お使いのエディタは?

見出しに対応 OS の記載がない限り、以下の方法は Linux、macOS、Windows、FreeBSD、OpenBSD、Android のいずれでも利用できます。

Neovim

Neovim の nvim-lspconfig には、Gleam 用の設定が含まれています。お好みのプラグインマネージャを使って nvim-lspconfig をインストールし、init.lua に言語サーバを追加してください。

Nvim 0.11 以降かつ nvim-lspconfig 2.1 以降の場合は次のとおりです。

vim.lsp.enable('gleam')

Nvim 0.10 以前の場合は次のとおりです。

require('lspconfig').gleam.setup({})

これで、Gleam のファイルを開いたときに、言語サーバが自動的に起動するようになります。

nvim-treesitter をお使いの場合は、:TSInstall gleam を実行することで、シンタックスハイライトをはじめとする tree-sitter の機能を利用できます。

VS Code

VS Code の Gleam プラグインをインストールしてください。

これで、Gleam のファイルを開いたときに、言語サーバが自動的に起動するようになります。VS Code が言語サーバを実行できない場合は、gleam のバイナリが VS Code の PATH に含まれていることを確認し、VS Code を再起動してみてください。

Helix

Helix は言語サーバに標準で対応しています。追加の設定は不要で、Gleam のファイルを開くと、Helix が自動的に言語サーバを起動します。

Gram(Linux、macOS、Windows)

Gram は言語サーバに標準で対応しています。追加の設定は不要で、Gleam のファイルを開くと、Gram が自動的に言語サーバを起動します。

Zed(Linux、macOS、Windows)

zed-gleam プラグインにより、Gleam のシンタックスハイライトと言語サーバがサポートされます。

このプラグインをインストールするには、Zed で Gleam のファイルを開き、表示される確認メッセージに同意してください。

Sublime Text(Linux、macOS、Windows)

sublime-text-gleam パッケージは Gleam のシンタックスハイライトを提供するもので、Package Control から入手できます。インストール手順は次のとおりです。

  1. コマンドパレットを開きます(Ctrl/Cmd+Shift+P)
  2. Package Control: Install Package を選びます
  3. Gleam を選びます

LSP パッケージでは、Gleam の言語サーバを使用するように設定できます。コマンドパレットで「Preferences: LSP Settings」を開き、次の設定を追加してください。

{
  "clients": {
    "gleam": {
      "enabled": true,
      "command": ["gleam", "lsp"],
      "selector": "source.gleam"
    }
  },
  "lsp_format_on_save": true
}

詳しくはドキュメントをご覧ください。

Emacs

gleam-ts-mode は、Emacs 29 以降で使えるメジャーモードです。

MELPA をお使いの場合は、次のようにインストールできます。

(use-package gleam-ts-mode
  :ensure t
  :mode (rx ".gleam" eos))

その他のインストール方法や注意点については、このモードのドキュメントをご覧ください。

Vim

Vim には Gleam 用のシンタックスハイライトと :make コマンドが組み込まれています。

Vim に Language Server Protocol のサポートを追加するプラグインをお使いの場合は、ワークスペースのルートで gleam lsp が実行されるように設定してください。

Kakoune(Linux、macOS、FreeBSD、OpenBSD、Android)

Kakoune は、Gleam のシンタックスハイライトとインデントに標準で対応しています。

Kakoune 用の言語サーバクライアントをお使いの場合は、ワークスペースのルートで gleam lsp が実行されるように設定すると、Gleam の言語サーバの機能を利用できます。

JetBrains の IDE(Windows、Linux、macOS)

Simon Martineau 氏による Gleam Language プラグインを使うと、JetBrains の IDE でシンタックスハイライトと言語サーバがサポートされます。

その他のエディタ

Language Server Protocol に対応しているエディタであれば、どれでも Gleam の言語サーバを利用できます。ワークスペースのルートで gleam lsp が実行されるように、エディタを設定してください。

原文: Installing Gleam(https://gleam.run/install/)

原文の commit: d5d2c91fcc65aa4e9fa2ac70a9ab397c53a1c92d(src/website/install.gleam)

ライセンス: Apache-2.0。訳: 水無瀬[PL]、2026-09-16。改版: 2026-10-13。

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